前へ
次へ

宅配業者を悩ますカタログDMいない客

以前、実家の父は個人で宅配業を始めて80代まで現役でした。今は隠居していますが、通販にはきっと悲喜こもごもがあっただろうと、忙しかった頃の実家の光景が無くなってしまった今、頭をよぎります。父が主に扱っていたのは、黒い猫がトレードマークの会社の下請けで、いわゆるメール便というものだったですが、通販会社から届く大量の商品カタログと、どう見てもただのチラシのダイレクトメールを、大きな箱にどかんと持ち込んでは、ルートごとに地図で客の自宅を探して配る仕事でした。ですが、「頼んでない」と、受け取ってくれない家もあったり、何度行っても留守で持ち帰って来たり、一方的に送りつけられる通販の営業ツールに振り回されていました。最近の流通業界の人手不足や、ネットで気軽に注文できる専門業者があったりで、きっと今でも宅配業者さんをイチバン悩ませているのは、通販の過剰な利用なのかもしれません。買う前にチョッと宅配業者さんのことも気遣って、心のゆとりも買える様になるといいですね。

Page Top